中国の国有自動車メーカー最大手、上海汽車集団(上汽集団)の傘下にある電気自動車(EV)メーカーの智己汽車科技(IMモーターズ)はこのほど、急速充電に対応する新型の半固体電池を搭載した新型セダン「智己L6」を発表した。10~12分間の充電で400キロメートルの連続走行が可能という。地元各メディアが伝えた。


■航続距離は1000キロ超

智己L6には、上汽が出資する電池メーカーの清陶(昆山)能源発展(清陶能源、本社:江蘇省昆山市)と共同開発した半固体電池「光年固体電池」を搭載した。電池容量は133キロワット時(kWh)で、航続距離はCLTC(中国自動車排ガス試験走行サイクル)で1000キロを上回る。

5月の発売を予定しており、予約販売価格は23万~33万元(約487万~699万円)となっている。

智己汽車に対しては、電子商取引(EC)最大手のアリババ(阿里巴巴)集団などが出資している。

2024/04/15

 

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