トヨタ自動車は25日、米国の生産事業体であるトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・インディアナ(TMMI)のインディアナ州プリンストンの工場に14億米ドルを投資し、2026年から電気自動車(EV)の新型車となる3列シートのスポーツタイプ多目的車(SUV)を生産すると発表した。これに伴い、最大340人を新規雇用する予定だ。


同社は昨年6月、米ケンタッキー州のトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ケンタッキー(TMMK)の工場でEVの新型車となる3列シートのSUVの生産を開始すること発表しており、TMMIはTMMKに続き、トヨタが米国でEVを生産する2カ所目の工場となる。TMMKとTMMIが生産するEVは異なるモデルという。

今回の投資には、新型EVに搭載する電池のパック工程新設が含まれる。米ノースカロライナ州で建設中の車載用リチウムイオン電池工場、トヨタ・バッテリー・マニュファクチャリング・ノースカロライナ(TBMNC)で生産した電池をTMMIで電池パックにし、EVに搭載する。

2024/04/26

 

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