フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は21日、トルコで開幕したイスタンブールモーターショーで新型コンパクトカー「AEgea」を初公開した。トルコの合弁会社トファシュ(Tofas)と共同開発し、同社のトルコ北西部ブルサの工場で製造する。今年11月にトルコで発売した後、欧州と中東、アフリカの40カ国以上に輸出する計画だ。
AEgeaのボディサイズは全長4500mm、全幅1780mm、全高1480mmで、ホイールベースは2640mm。「リネア(Linea)」の後継モデルになるとの見方が強い。
エンジンは、「マルチジェット2」ターボディーゼルエンジンと2種とガソリンエンジン2種が用意され、最高出力は95~120hp。ディーゼルエンジンの燃費は1リットル当たり25キロメートルで、フィアット「パンダ」並みという。
FCAのインフォティメントシステム「Uconnect」を導入。5インチのカラータッチスクリーンディスプレーを搭載し、Bluetoothハンズフリー通話や音声認識システムなどの機能を備えている。
2015/5/25