日本通運は26日、日通国際物流(中国)有限公司と欧州日本通運有限会社が、中国・欧州間のクロスボーダー鉄道輸送サービスに混載輸送商品を追加し、27日から販売を開始すると発表した。少量貨物にも「第3の輸送モード」を提供し、ドア・ツー・ドアの一貫輸送サービスを拡充する。


中国側は湖北省武漢市、欧州側は独デュイスブルグを起点に、コンテナ1本に満たない複数の顧客の荷物を日通がまとめて鉄道で輸送。中国・欧州の各都市までは日通グループのトラック輸送網で配送する。少量の貨物を早く、安く送りたい顧客のニーズに、複数の輸送モードを組み合わせた日通の総合力で対応する。

輸送コストは航空輸送の30~70%に圧縮し、海上輸送の2.5倍程度となる。リードタイムは、海上輸送の半分から5分の2程度に短縮されるという。

中国では、政府の提唱する「一帯一路」政策が継続して推進されるなか、中国内陸都市では航空機の貨物積載スペースが慢性的に不足しており、欧州との輸送にスピードを求める自動車・精密機器関連の顧客からは、航空輸送と海上輸送に代わる輸送手段へのニーズが高まっていた。

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