ベルギーに本社を置く商用車部品大手のワブコ(WABCO)は22日、米サウスカロライナ州ノースチャールストンで新工場を開所したと発表した。同州内の既存工場からの移転・拡張となっており、商用車向けのブレーキやエアコンプレッサーなどを生産する。


新工場への投資額は2000万米ドルで、建屋面積は従来比60%増の14万5000平方フィート(約1万3470平方メートル)。従業員数は230人で、過去2年間で50人の増員を行ったとしている。

新工場では、商用車向けのシングルピストン式エアディスクブレーキ(ADC)を同社として初めて米国内で生産することになった。同社製のADCは従来のドラムブレーキと比べて制動距離が最大10%短くなるほか、メンテナンスの間隔が2倍に伸び、部品点数が25%減少するといった利点があるという。

ワブコのエスキュリエ会長兼最高経営責任者(CEO)は「自動運転車(自動走行車)やトラック・プラトーニングはブレーキの性能に大きく依存している。当社製のADBは商用車の高度な自動化への道を開くことになるだろう」と述べた。

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