日本通運は14日、インドのデリー向け航空混載サービス「Indian(インディアン) Midnight(ミッドナイト) Express(エクスプレス)」を15日に発売すると発表した。国内各地から、出荷日の翌日の早朝にデリーに到着する。航空貨物輸送では業界最速という。


デリーでは、周辺のハリヤナ州とラジャスタン州に所在する工業団地を中心に、日系企業をはじめ世界の自動車関連企業の進出が進んでいる。これに伴い、日本からの部材や試作品、工場設備の緊急輸送需要が増加している。

海外への緊急輸送では、自社社員や委託先のスタッフが荷物と同じ航空機に乗り、手荷物または預け入れ貨物として到着空港での通関を行う「ハンドキャリー」と呼ばれる方法が一般的だが、インドへのハンドキャリーには就労ビザを有した人員が必要で、費用が高額になるほか、コンプライアンスの面でも問題となるケースがある。

■費用はハンドキャリーの10~20%
日通はフォワーダー業者として唯一、羽田空港内に国内・国際貨物の双方を取り扱う作業拠点(上屋)を運営しており、国内線で到着した国際貨物を空港内で仕分けし、そのまま国際線へ積み込むことが可能。この利点を最大限に活用し、国内各地から発送された荷物を当日深夜の羽田発デリー向けの便に積み込むことで、ハンドキャリーと同等のスピードをより低コストで実現した。デリー到着後も、インド日通デリー支店による自社輸入通関・国内配送手配が可能。費用は、空港間運賃で、ハンドキャリーの5分の1から10分の1程度に抑えられるという。

2週間無料お試し購読
購読を開始する