在モスクワの欧州ビジネス協会(AEB)が9日発表した9月のロシア国内の新車販売台数(乗用車、小型商用車)は前年同月比17.9%増の14万8371台と7カ月連続で増加した。伸び率は5カ月連続で2けたを維持した。1~9月の累計販売は前年同期比10.6%増の112万9374台となった。AEB自動車製造業者委員会のシュライバー会長は、第3四半期(7~9月)の販売が前年同期比で17.7%増を示したとし、今後も新車市場の回復が続くと予想。2017年の新車販売台数の予測をこれまでの148万台から前年比10.8%増となる158万台に引き上げた。ロシアの新車販売は5年ぶりに前年実績を上回る見通し。


■上位5社が2けた増
9月のブランド別の販売台数は、首位の最大手アフトワズのラーダが23.8%増の2万8263台と15カ月連続で増加した。起亜自動車は40.3%増の1万8797台と2けた増を続け、9カ月連続の2位となった。現代自動車は12%増の1万5899台で6カ月連続の3位。2けた増も6カ月連続となった。

4位のルノーは21.6%増の1万2739台で14カ月連続の増加。フォルクスワーゲン(VW)が14.7%増の8057台と4カ月連続で増加し、6位から5位に上昇した。トヨタは9.7%減の7599台と前月に続いて減少し、5位から6位に後退した。

7位の日産自動車は1.4%増の6650台、8位のシュコダは20.1%増の5790台だった。9位のGAZは3.4%増の5100台と3カ月連続の増加。10位のフォード・モーターは32.7%増の4663台と急伸している。

ウズベキスタンの国営自動車メーカー、Ravonが444.9%増の1602台で前月に続いて19位に入っている。

■起亜「リオ」が2カ月ぶり首位
9月のモデル別販売は、起亜「リオ」が30.3%増の1万446台と3カ月連続で増加し、2カ月ぶりに首位に返り咲いた。ラーダ「グランタ」は16.4%増の9098台と3カ月連続で増加したものの、首位から2位に後退した。

ラーダ「べスタ」が56.8%増の6861台で4位から3位に上昇。現代自の「ソラリス」は1.3%増の6581台と前月に続いて増加したが、3カ月連続で維持していた3位から4位に後退した。現代自「クレタ」は15.5%増の5843台で2カ月連続の5位だった。



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