オーストリアに本社を置く鉄鋼大手フェストアルピーネ(voestalpine)は現地時間の10月30日、1600万ユーロ(約21億2000万円)を投じ、北部リンツの世界最大級の自動車部品用ブランク(鋼片)工場を拡張すると発表した。向こう2年間で約5000平方メートルを拡張および改修し、2本のレーザー溶接ラインを設置。2018年秋に第1ライン、19年に第2ラインをそれぞれ稼働する。これにより50人の新規雇用を創出。自動車用ブランクの売上高は年間2億ユーロ(約265億円)に増加する見通しという。


リンツの自動車用ブランク工場は、フェストアルピーネのメタル・フォーミング部門のフェストアルピーネ・オートモーティブ・コンポーネンツ・リンツが2016年9月に開所。投資額は3000万ユーロ(約39億8000万円)で、年間で2000万ユニットの自動車用の超高強度ブランクを生産している。

同社は軽量の自動車部品の需要増に伴い、ブランクの受注が増えていることから、開所から1年余りで工場の拡張を決めた。

 

2週間無料お試し購読 購読を開始する