自動車部品大手の独ボッシュはこのほど、タイの首都バンコク近郊のラヨン県で新工場を開所したと発表した。主にガソリンエンジン用の燃料噴射システム部品を製造する。


投資額は8000万ユーロ(約106億円)で、敷地面積は1万平方メートル。現在の従業員数は300人で、2020年までに800人まで増やす予定だ。主にインジェクションバルブやノックセンサーなどを製造する。

同工場にはガソリン噴射システムの研究開発(R&D)センターも併設しており、同社がタイでR&Dセンターを置くのは今回が初の試みとなった。R&Dセンターには60人を配属している。

■ベトナムのCVT部品工場を改修
同社はまた、ベトナム南部のドンナイ省にある無段変速機(CVT)部品工場を改修すると発表した。投資額は2018年までに6000万ユーロ(約80億円)。CVT用のプッシュベルトの生産能力を引き上げるほか、工場内外の情報共有を強化することで生産効率を改善する。

同社は今年、東南アジア事業で1億2000万ユーロ(約156億円)を投資する。来年もほぼ同額の投資を予定しており、大半がタイとベトナム向けとなる見通しだ。2016年のタイ事業の売上高は3億500万ユーロ(約404億円)、ベトナム事業は8600万ユーロ(約114億円)、東南アジア全体では7億7000万ユーロ(約1019億円)だった。

 

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