カナダの自動車部品大手、マグナ・インターナショナルは4月26日、中国・北京市に本社を置く同業の北京海納川汽車部件(Beijing Hainachuan Automotive Parts、BHAP)と合弁で、同市にドアモジュール工場を建設すると発表した。2021年の操業開始を予定。ドイツの自動車メーカーの中国法人に納入する。納入先の企業名は公表していない。

合弁工場では、ロック機構、ハーネスなどドア関連の部品を一体化したモジュール生産する。約100人を新規雇用する計画。地元メディアによれば、年産能力は30万台分を見込む。

合弁相手のBHAPは2008年の設立。子会社を約60社持ち、海外に16工場を保有。従業員数は2万人以上に上る。17年の営業利益は512億元(約8830億円)で、オートモーティブ・ニュースが選ぶ世界の自動車部品サプライヤーのトップ100社で68位にランクインしている。

2018/5/1

 

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