米フォード・モーターは17日、インドの自動車・農機大手であるマヒンドラ&マヒンドラ(M&M)との提携を強化することで合意したと発表した。マヒンドラがフォードにエンジンを供給するほか、コネクテッドカー向けソリューションの共同開発を推進する。


マヒンドラは2020年から小型車向けのガソリンエンジンをフォードに供給する。同エンジンはインドの排ガス基準であるバーラト・ステージ6(BS6)に準拠しており、現在と将来のフォードの小型車に搭載される。現在は3気筒エンジンなどを搭載しているフォードの小型車モデルにマヒンドラ製のエンジンを搭載していく。

コネクテッドカー向けソリューションについては、主にテレマティクス・コントロールユニットを協力して開発することで合意した。完成後は両社がインド国内で販売するモデルに実装していく方針だ。

両社は昨年9月に提携協議を開始すると発表しており、今年3月にはスポーツタイプ多目的車(SUV)を共同開発することで合意。今回の合意が第2弾の協業となった。両社は今後も提携協議を継続するとしている。

2018/10/18

 

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