ニコンは21日、自動運転車(自動走行車)向け3Dビジョンシステムを開発する米ベロダイン・ライダー(Velodyne LiDAR)に出資したと発表した。出資額は2500万米ドル。


両社はニコンの光学技術および精密技術と、ベロダインのライダー(レーザー光線を使った距離計測技術、Lidar)センサー技術の融合を目指し、技術開発と製造での協業を含む幅広い多角的なビジネスアライアンスの検討を開始したとしている。

ベロダイン・ライダーは1983年の設立で、シリコンバレーに本拠を置く。2005年に世界初の3Dリアルタイム・ライダーセンサーを発明して、特許を取得。同社のサラウンドビューセンサーは長距離で最大360度をカバー可能で、世界の数千台の車両に搭載されている。

2018/12/25

 

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