韓国のカーエアコンシステムメーカー大手ハノン・システムズ(旧ハラ・ビステオン・クライメート・コントロール)は26日、メキシコ中部ケレタロ州の工場を拡張すると発表した。北米の自動車市場向けの需要増に対応する。
拡張するのはメキシコ子会社クライメート・システムズ・メキシカーナの生産拠点で、2014年に工場の操業を開始。現有工場の面積は3000平方メートルで、HVAC(暖房・換気・空調)ユニットを生産している。
ハノンは、既存工場の近くの面積1万5000平方メートルの工場に生産を移転し、新たにパワートレイン冷却システムとフルードシステムを製品に加えるとしている。
2019/8/27