自動車の内装部品のサプライヤーである林テレンプ(本社:愛知県名古屋市)は18日、同業の独アドラーペルツァー(Adler Pelzer)との連携強化を図るため、共同出資によりGAIA(Global Automotive Interior Alliance)ホールディングを設立し、資本提携したと発表した。GAIAは自動車防音材を対象とし、自動車用フロアカーペットで世界最大シェアを誇る。


林テレンプとアドラーペルツァーは2017年4月に自動車内装品事業で技術提携。18年2月には新エネルギー車(NEV)向けの防音技術の開発にフォーカスした折半出資の合弁会社ニーヴァ(NEVHA)を愛知県豊田市に設立している。

今回、林テレンプとアドラーペルツァーの支配株主は共同出資によりGAIAホールディングを設立し、アドラーペルツァーへの資本参加によるアライアンスを構築。両社の技術・生産ノウハウとそれぞれが持つ世界の事業拠点を有効に活用することで、グローバルに展開する顧客に対してあらゆる地域で開発から生産、納入をトータルで提供することが可能になる。

2021/1/19

 

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